サッカーの遠征とお金

遠征

天皇杯などでは都道府県を代表するクラブチーム、高校大学のチームが挑戦し、ジャイアントキリングを演じる姿が毎年のように繰り返されます。たいていの場合、本来であれば勝ち上がるはずだったプロのチームの本拠地で戦うことになるため、場合によってはかなり遠いところへ遠征を余儀なくされる場合があります。この場合、そのクラブチームに対してどれだけのお金が支払われるのか、こうした話はサッカー番組などではあまり聞かされないため、気になる部分です。

トーナメントを勝ち上がるたびに一応の賞金、強化費が出されます。優勝をすれば1億以上はもらえるものの、1回戦だと数十万円程度ということになります。遠征費も別途支給され、100キロ以上あれば宿泊費も出されるものの、基本的には最寄駅から試合が行われるスタジアムの最寄駅までの電車賃が支給されることになります。サポーターの場合は自ら出費して移動を余儀なくされるため、かなりの費用が掛かることになります。

アマチュアのサッカーでも遠征費というのはネックになり、少年サッカーの活動では毎月の維持費が結構かかるため、バス移動も普通であり、ボランティアで父兄が運転手を務めるケースがほとんどです。